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細島港ケーソン : 株式会社志多組

現場レポート

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細島港ケーソン

2020年11月6日

みなさん、こんにちは。

『細島港ケーソン』の現場紹介を致します。

 

当現場は、宮崎県の県北部日向市の細島工業港の

16号岸壁(白浜地区国際物流ターミナルの水深10m岸壁)の

本体部になるケーソン製作工事です。

 

施工内容は、

細島港16号岸壁ケーソン製作

N=2函(W=1,188t/函)L=20.0mB=7.8(10.8)mH=12.0m

となります。

 

製作場所は、

細島工業、白浜地区16号岸壁の背後地で製作を行っています。

近くには中国木材の大きな工場があり、

木材関係のトラック等が多く走っています。

 

また、この工事は、

当社以外に宮前建設㈱さん、㈱長谷川組さん、大和開発㈱さん と

県内港湾関係の工事を手掛ける会社と安全協議会を発足し

安全に工事を進めています。

 

今回製作する “ケーソン” とは何かといいますと、

鉄筋コンクリート製の中空の函体で

内部は隔壁によって仕切られています。

 

今回は、陸上ヤードで製作しますが

フローティングドックという専用台船の上で

製作することもあります。

 

今回の製作状況を説明していきます。

 

着手前の状況です。

赤で囲んだ場所でケーソンを8函(4社×2函)製作します。

製作したケーソンは前方の青で囲んだ箇所に設置します。

※今回の工事は製作のみで来年度に設置予定

 

最初に、ケーソン製作のための函台を製作します。

アスファルト舗装の上に基礎砕石を平均20㎝敷均し転圧します。
その上にコンクリートを厚さ20㎝で打設します。

上の写真は函台製作完了の写真です。

この函台で、当社(左側)と宮前建設さん(右側)が製作を実施します。

 

次に、函台の上にルーフィングを敷設、1段目の鉄筋を組立てます。

左側がルーフィング敷設完了。
右側が1段目鉄筋組立完了です。

 

鉄筋組立完了後、型枠を組立てます。

  

枠組立完了後に
コンクリートポンプ車にてコンクリート打設を行います。

養生完了後に脱枠を行い、次の段の施工に進みます。

鉄筋組立完了後、2段目から5段目まで
型枠の内桝はスライドで次の段にセットします。

スライドで次の段にセットすることで
吊荷を移動する回数を減らし事故発生のリスクを減らします。

 

繰返し施工を行って、5段目で施工完了です。

 

5段目まで完了するとケーソンの高さは12mとなり、
高所恐怖症の人は足がすくむ高さとなります。

高さも高くなることから
社員・協力業者の作業員は、フルハーネス安全帯を使用しています。

足場の昇り降りで足がパンパンに張っています。

 

作業所内では、

“新型コロナ感染対策” にも気を使っております。

<注意喚起看板>

<消毒液>

<体温計>

 

それから、

「みやざき花いっぱいプロジェクト2020~工事現場に花を飾ろう~」

に参加してます。

 

現在、

現場では1函目のケーソン製作が完了し、

2函目の製作に進んでいます。

 

【現在の現場状況】

 

東側より撮影

西側より撮影

真上から撮影

製作ヤード全体

※志多組のNo1ケーソンは
発注者の見学会があるため足場が残っています。

 

今回のレポートは以上となります。

 

この現場もあと残り2ヶ月間、

無事故で完成するよう安全第一で工事を進めます。

 

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