「蔵元橋側道橋が開通~安心・安全」
串間市国道448号蔵元橋側道橋上部工施工完了しました。
令和6年度防安交安第58-3-1-1号 国道448号 蔵元工区 蔵元橋 側道橋 橋梁上部工工事
・橋長 165.4m
・幅員 3.0m
・形式 PC5径間連結ポストテンション方式
T桁橋(セグメント桁)
・架設工法
トラッククレーン架設
架設桁架設
架設桁クレーン併用架設
工 期 令和6年7月9日~令和7年9月1日
プレキャスト桁架設工法(ポストテンション方式)
工場または現場付近の製作ヤードで主桁を製作し、これを架設地点に運搬、架設した後、主桁間に床版・横桁を場所打ちコンクリートで構築し、PC鋼材で横締めして橋態を形成する工法です。
ポストテンション方式の主桁は、一般に現場付近の製作ヤードで製作され、支間長が20m~45m、主桁重量で380kN~1500kN/本程度である。
架設工法としては架設桁(エレクションガーダー)による架設とクレーンによる架設が主流となっています。(施工条件によっては架設機械の組み合わせによる架設も用いられます)
PCとは(・・?
プレストレストコンクリートの略称で、直訳すれば 「あらかじめ応力を与えられたコンクリート」といったところでしょうか。PCの技術を用いることによって、コンクリートの最大の弱点(圧縮には強いが引張には弱い)を克服することができます。
竣工にあたり気持ち良い快晴の中、行政関係者・地元住民の多くの方々のご出席の元、
近くのこども園の太鼓演奏も披露されテープカット・渡り初めがあり盛大に開通式が行われました。
今回、橋銘板の作成に当社土木本部・永峯主任の長女 みらいさん(中3)に、
書いてもらった字で橋銘板を作成させていただきました。
とても綺麗な文字で立派な橋銘板が出来上がりました。
「父の働いている建設会社のお手伝いができたこと、出来上がった橋に自分の書いた字が埋め込まれているのを見たときはとてもうれしく感激しました。」
と、とても喜びに溢れ笑顔いっぱいの みらいさん です。
開通式当日、橋に設置された銘板と記念撮影もバッチリでした。
この蔵元橋は主要道路であり、都井岬への観光客や木材などの運搬車も多く通行する橋です。
交通量の多い橋に歩道と車道が分離した側道橋が架かり、子供達・住民が安全に安心して往来ができるようになりました。
地元の方々にも大変喜んでもらえ、担当技術者も感無量の嬉しい限りの開通式でした。